別題:原種ファイヤーとガラルファイヤーの身体的違いを考える
似ているがどうも別物かもしれないと言われている両者の違いを考えます。
ボディ
見ればわかりますが原種ファイヤーは黄色ないしはオレンジ、ガラルファイヤーは黒です。
またガラルファイヤーは体の中心に赤のラインが入っています。
翼および炎
原種ファイヤーの翼は見ればわかる通り燃えています。炎でできているのか炎を噴き出しているのかは若干微妙な所ですが恐らく常に炎を噴き出しているんじゃないでしょうか。*1
図鑑には
「夜空 さえも 赤く するほど 激しく 燃え上がる 翼で 羽ばたく 伝説の 鳥ポケモン。」
「昔から 火の鳥伝説として 知られる。 羽ばたくたびに 羽が 明るく 燃え上がり 美しい。」
と記されています。炎の舞くれ。
一方ガラルファイヤーは公式サイトにおいて
「体内にほとばしるエネルギーを、燃え盛る火柱のようなオーラとして放出しており、普通のポケモンは近づくことすらできない。翼を大きく広げ、周囲に邪悪なオーラを放つ精神攻撃を得意としており、この攻撃を食らってしまうと燃え尽きたような強い疲労感を感じるぞ。」
と解説されており、専用技燃え上がる怒りも
「怒りを炎のようなオーラに代えて攻撃するあくタイプの特殊技。」
だそうです。
つまりガラルファイヤーが纏っている炎のようなものは実際には炎ではなくエネルギーや怒りからなるオーラ。(って何だ?)
推進力については不明ですがなんとなくガラルの方はオーラ噴射して加速してそうな気がする。
高さ・重さ
原種ファイヤーは高さ2.0メートル・重さ60kg、ガラルファイヤーは高さ2.0メートル・重さ66kgでガラルファイヤーの方が重いです。
素早さに影響しないといいなあ……
鳴き声
ガラルファイヤーの鳴き声は不明ですが、ガラルフリーザーの鳴き声は原種フリーザーのそれと同じ、ないしはよく似たテー→レー↑(ズギュでした。
となるとガラルファイヤーも鳴き声は同じなんじゃないかなと思われます。
つまりやはり「全く無関係のポケモン」ではない。
クチバシ
原種ファイヤーのクチバシはまっすぐ鋭いですがガラルファイヤーのクチバシは湾曲しています。
眼
原種ファイヤーの眼は黒と灰青主体なのに対してガラルファイヤーの眼は完全に青です。キッ
アニメとか64時代だと原種ファイヤーの眼も青だったんですがね。
ちなみにポケモンカードも青。
トサカ
いかなる時代においても原種ファイヤーのトサカは炎だけから成り固体としてのトサカは存在していません。バトレボで凍った時なんかはハゲます。
しかしガラルファイヤーのトサカは翼と同じで物質として存在するそれがエネルギーを纏う事で形成されています。
尻尾
トサカ同様原種ファイヤーの尻尾は炎だけから成り固体としてのトサカは存在していないのに対し、ガラルファイヤーの尻尾は実際に存在する尻尾がエネルギーを纏っています。
またガラルファイヤーの尻尾は二股(ないしは二本)です。
飛び方
ムービーシーン特有のモーションかもしれないのですが両ファイヤーは飛び方も違います。
原種ファイヤーは翼を常に垂直に上下させて飛ぶのですがムービー中のガラルファイヤーは前方から後方に向けて翼を振り下ろしています。
結論
よくわからない。
わからない事が分かりました。いかがでしたか?
多分リージョンで間違いないとは思います。あれはファイヤーの系譜です。ただそれはヒヒダルマくらいの「同じ」かなと。
思う限りなんですが、これまでのリージョンフォームと比較して元々の見た目というかパーツ自体が違い過ぎる。
まあ炎と氷が入れ替わったり、いきなり霊魂の炎を纏いだしたり、雪だるまになったりということはリージョンフォームでは日常茶飯事なんですが、パンケーキとか日光とかそういう感じの変化というよりももっと根本の部分で違う物になっているような印象。
……でも長命種っぽいし渡り鳥をリージョンフォームさせる何かってなんだって話なんだよなぁ……あの木の実が悪いんだろうか……。
*1:旧公式イラストだと炎でできてそう