S17で原種ファイヤー入りの構築を使い最終313位を達成したので構築記事を記します。
パーティ
◇ファイヤー白バドサイクル
ポケモン | 特性 | 性格 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイヤー | 炎の身体 | 図太い | 厚底ブーツ | マジカルフレイム | 熱砂の大地 | 鬼火 | 羽休め |
ポリゴン2 | トレース | 図太い | 進化の輝石 | トライアタック | イカサマ | 自己再生 | トリックルーム |
ガブリアス | 鮫肌 | 陽気 | ミストシード | スケイルショット | 地震 | 炎の牙 | 剣の舞 |
カプ・レヒレ | ミストメイカー | 穏やか | 満腹お香 | 自然の怒り | ムーンフォース | トリック | 挑発 |
オーロンゲ | 悪戯心 | 腕白 | 後攻の尻尾 | イカサマ | ソウルクラッシュ | トリック | リフレクター |
バドレックス | 人馬一体 | 意地っ張り | 食べ残し | ブリザードランス | 十万馬力 | 身代わり | 剣の舞 |
太字はバドレックスのサポートに繋がるもの
ベンチ要員
ウインディ | 威嚇 | 図太い | 厚底ブーツ | 火炎放射 | バークアウト | 鬼火 | 朝の陽射し |
ファイヤー | 逆上 | 控えめ | カゴの実 | 燃え上がる怒り | 暴風 | 悪巧み | 眠る |
サンダー | プレッシャー | 臆病 | 命の珠 | 放電 | 暴風 | 怪電波 | 羽休め |
カイリュー | 命の珠 | 意地っ張り | 命の珠 | 逆鱗 | ダブルウイング | 炎のパンチ | 竜の舞 |
ヌオー | 貯水 | 穏やか | オボンの実 | 地震 | 自己再生 | 怪電波 | 毒々 |
構築経緯
三月までの間竜王戦ルールにはほぼ全く取り組んでおらず、もっぱらマックスダイ巣穴に籠って色違いファイヤーを粘っていたのですが苦節50時間?の末ついにドリームボールにて色違いファイヤーを捕獲。
すると突然レートに出たくなってきたので物理受け原種ファイヤーでサイクルを回して戦えそうなポケモンを探したところキュレム・ゼクロム・白バドレックスが該当し*1試行錯誤していたところ対戦相手のファイヤー入り白バドパーティの白バドが身代わりを張ってくるのを見かけ、これで行こうと決定。
少し後にまむしメモさんの【ポケモン剣盾S15】 白馬と黒馬とにらみつけるさん【最終183位レート2011】 - まむしメモ。という記事を見つけ、かなりの部分を参考にして構築を組みました。(多分レンタルだったんだと思われます)
コンセプト
槍を投げると相手が死ぬので身代わりを使ったりファイヤーで火力を削いだり行動順を操作したりしていっぱい槍を投げられる状況を作って槍を投げる。
なお私のポケモンバトルは常に「ファイヤーを活躍させ、その威力を少しでも知らしめ、世間に対してファイヤーはできる子であると主張する」ためのものです。
個別解説
メイン
ファイヤー
持ち物:厚底ブーツ
特性:炎の身体
技構成:マジカルフレイム/熱砂の大地/鬼火/羽休め
性格:図太い
努力値:252-x-220-4-4-28
実数値:197-x-151-146-106-114
配分意図
・準速61族抜き
・ウーラオスのスカーフ暗黒強打をほぼ2耐え*2
自慢のドリームボール入り色違いファイヤー。
基本的な運用は以前の記事を参照。
主にザシアンや白バド、ネクロズマ受けとして選出し、例によって鬼火と炎の身体とマジカルフレイムで相手の構築の火力を削いでいくのがお仕事です。
何と言ってもザシアンの攻撃が全て接触技なのが大きく、常に炎の身体チャンスを狙えたのが偉い。
鉢巻でないと分かればウーラオスにも出せます。何なら鉢巻を承知で身投げする事も。
たまにザシアンのワイルドボルトやネクロズマの岩技で死んだりもしますが、ワイルドボルトに対しては命と引き換えに相手を火傷させてどうにか捻じ伏せられるパターンもあったので結局扱いやすく結構刺さっていたと思います。
ヒードランに強いのも結構偉い所でたまに熱砂の大地で返り討ちにしていました。
白バドが身代わりを持っている関係上マジカルフレイムによって特殊火力を削ぐ意味も普段より大きく、逆転に繋がる事も。
ポリゴン2
持ち物:進化の輝石
特性:トレース
技構成:トライアタック/イカサマ/自己再生/トリックルーム
性格:図太い
努力値:248-x-252-x-x-12
実数値:191-x-156-125-115-82
物理受けその2。
この環境でHB特化かよと思われるかもしれませんが、ファイヤーでは相手のしづらい物理ポケモンの相手をしたり、ミミッキュや黒バドレックスのゴースト技を受けたり*3、相手の攻勢をトリックルームで強引に切り返したり、ファイヤーの鬼火と合わせて無敵の要塞になったりと便利に活躍してくれました。
特に日食ネクロズマの竜の舞に対してポリゴン2のトリックルームで素早さを逆転しファイヤーで下から先制で鬼火を入れ再びポリゴン2に戻してイカサマで倒す(鬼火の入ったネクロズマが強引に竜舞でポリ2を突破しようとするとダイスチルを積んでいてもイカサマを耐えきれなくなる)という流れができたのが非常に強く、白バド軸が苦手としている(らしい)ネクロズマに対してはこの二匹で七割近い勝率があったと思います。
その他相手の禁止級が白バドであれば単体で受けて倒すことも可能。
特殊面には振っていませんがそれでもポリゴン2なので並大抵の攻撃なら受けきって普通にTODに持ち込めるのも偉い所です。
特性は基本的にアナライズの方が強いのですが一時期多かった風船ヒードランを落とすためのお守りとしてトレース。ボルトロスやランドロスなんかにも強くなりました。たまにマルチスケイルポリゴン2が爆誕して勝負を決められた時もあったか。
五里霧中に対して暴発して詰んだ時だけは後悔しました。(アナライズでない事による火力不足で負けた試合自体はほぼなかったはず)
なおダイマックス時イカサマダイアークで黒バドを殴る事があったため攻撃個体値は最大の方がいいです。*4
ダイマックスポリ2改めて見ると結構怖い
ガブリアス
持ち物:ミストシード
特性:鮫肌
技構成:スケイルショット/地震/炎の牙/剣の舞
性格:陽気
努力値:204-4-4-x-44-252
実数値:209-151-116-84-111-169
配分意図
・最速
・D+1でC194サンダーの命の珠ダイジェットほぼ1.5耐え
・スカーフエラがみ確定耐え
以前紹介した自慢のビックリポケモン、無敵のミストシードガブリアス。
そこまで頻繁に出しはしませんでしたがウツロイドやボルトロス、ロトム等穴になっている部分を補ってもらったり他の選出だと勝ち目がなさそうな時に数値で勝負する枠として選出しました。
残りHP200でスカーフ潮吹きを普通に耐えてダイアースで倒したりダイマックス終了後黒バドの前で剣舞してそのまま三タテしたりと気持ち悪い事をよくやってました。
流星群が襲い掛かる(笑)
なお剣舞を積んでいる場合ネクロズマに対する正着はダイウォールダイアースダイウォール地震です。
二回殴っても倒せない上弱点保険の関係で二回殴られると死ぬので他の行動をすると基本的に負けます。(勝てない場合も殴るくらいならダイドラグーン連打で火力を削ぎ落し裏に任せた方がマシ)
たまに見かけたヌケニンに対してはミストフィールドを張ってから場に出すことでミストシードの消費によってポルターガイストを、ミストフィールドによって鬼火を無効化しつつ鮫肌によって影打ちその他の攻撃技も実質封じられ、起点にできるという裏芸があります。
カプ・レヒレ
持ち物:満腹お香
特性:ミストメイカー
技構成:自然の怒り/ムーンフォース/トリック/挑発
性格:穏やか
努力値:252-x-168-x-76-12
実数値:177-x-156-115-176-107
配分意図
・C194サンダーの命の珠十万ボルト確定耐え
・4振りレヒレ抜き
以前の記事でも紹介したポケモン。恐らく一般級では最も選出した枠。
主にゼルネアス、ムゲンダイナ、ホウオウ、イベルタル辺りに先発で出します。*5
やっている事はただのお香トリックですが非常に硬いので成功率がかなり高く、相手の大型を無力化・白バドの起点にしたり、どうしようもない奴を置き物にしたり、耐久型のポケモンを強引に封殺したりと大車輪の活躍を見せました。
自然の怒りは白バドのサポートというよりはムゲンダイナに身代わりを張られた後マジフレでCを下げられてムンフォで身代わりを割れなくなることを嫌って採用したものですが、その他にもナットレイやゼルネアスへの削りになったり壁を張られてもダメージが通せたり弱点保険をつつかなかったりと要所要所で活躍してくれました。
(避けるべきですが)黒バドレックスと対峙した場合もとりあえずこの技から入った方が安定します。大体身代わりですしたまに深読みしてトリックで尻尾持ってってくれたりもします。
波乗りがなくなった事による害は主にホウオウの身代わりが(最終的に)割れない、ランドロスの処理が遅くなる、テッカグヤ他鋼にとどめが刺せなくなる、ヒードランに負ける等でしたがホウオウ以外はアドリブで何とかなるレベルでありそのホウオウもあまり見なかったので許容範囲。
むしろ問題は自然の怒り自体の命中率で多分実際の命中率は70を割っており、割と外れが負けに直結する技なのでこの技の機嫌が悪い時はすぐ5000位とか10000位に落とされて泣いてました。
またこれらとは別にザシアンにはトリックが効かないという致命的な問題があり、展開する呪いのフィールドのせいで火傷戦法も使えなくなるのでザシアン軸には出したくても出せないというジレンマを抱えることになってしまい、オーロンゲを見出すまでの間ザシアンウーラオスには煮え湯を飲まされ続けました。
なおお香トリック型でありながらSに振っているのは先発のレヒレミラー時ミストメイカーの発動順で相手のレヒレのS振りの有無を判別するためです。実際にこちらが先制した場合、相手のレヒレもお香トリック型だと判断できるのでトリックでお香と尻尾を交換し1手損する事を回避できます。その場合大体相手はトリックで1手損してくれるので大体こちらのレヒレが打ち勝てて大幅に有利に。
ところでこんなにお世話になったのにお香の名前を呑気のお香だと間違えて覚えていた模様。そりゃソーナノ産む奴だ。
オーロンゲ
持ち物:後攻の尻尾
特性:悪戯心
技構成:ソウルクラッシュ/イカサマ/トリック/リフレクター
性格:腕白
努力値:252-x-164-x-92-x
実数値:202-140-116-x-107-80
配分意図
・A182ウーラオスの鉢巻インファイト確定耐え
・C177サンダーの命の珠ダイジェット確定耐え
シーズン終盤に加入した助っ人。まさかの後攻アイテム二枠目。
白バドが最も苦手とする黒バド+悪ウーラオスの組み合わせに対して滅法強く前者はイカサマで一撃、後者はソウルクラッシュでやはり一撃で葬る事ができます。
暗黒強打に受け出しが効く(鉢巻暗黒強打ならほぼ4耐えする)他、黒バドに対してはトリックで足を奪う事も可能でその他ミストメイカーを持たない事を活かしザシアン軸のウーラオスに対して出してリフレクターを張ったりサンダーにトリックしたりするなどの動きも可能。ウオノラゴンにも強いし正直かなり刺さっていたと思う。
単純にトリックが優先度+1で身代わりによって対策されないというのも大きく身代わりゼルネアスなども実質置き物にできます。(身代わりを使われてもソウルクラッシュにフェアリーオーラが乗るので普通に破壊可能)反面イベルタルに対しては無力なのでそこは注意。
基本的にはレヒレと使い分けるポケモンですが二体同時に選出して白バドを2回展開するみたいな動きをしても普通に強いです。(構築名はこの動きから取りました)
リフレクターの枠は挑発でもいいのですがレヒレが持っているので適当にリフレクターに。エースバーンに勝てたりして割と便利でした。
想像を遥かに超えてできる子だったので動画なども作りました。
オーロンゲの活躍を見て欲しいだけの動画 - YouTube
竜王戦ルールは終わってしまいたが、よかったら見てあげてください。
ちなみに野生産6Vキョダイという素晴らしい個体だったのですがキョダイスイマはシーズン通して一度も撃ってないです。
バドレックス
持ち物:食べ残し
特性:人馬一体(緊張感+白の嘶き)
技構成:ブリザードランス/十万馬力/身代わり/剣の舞
性格:腕白
努力値:236-76-x-x-x-196
実数値:205-214-170-x-150-95
配分意図
・無振り70族+5
・身代わりのHP51
・無振り悪ウーラオスがダイアイス+霰ダメージ二回で5割の確率で落ちる。
バケモノ。槍を投げているだけで相手が死ぬ。
具体的にはブリザードランス単発でダイマックスした無振りサンダーが即死、一回いなないていればH252ヒートロトムも確二という異常さ。
ちょっと舞わせるとダイマしたナットレイさえ為す術なく砕け散っていく。
耐性が劣悪で縛られやすくはあるもののそこさえケアしてあげれば大体において無双できるので残りのメンバーでそこを徹底サポートしてあげましょう……と言いつつこいつの身代わりはラグの無振り地震を耐えるので単体でも適当に起点を見つけて無双する事ができます。多分古い時代のポケモンだからタイプ相性の概念とか理解してないんじゃないかな。
大まかな所は素晴らしい元記事を参照していただきたいのですが半減でもお構いなしでぶっ殺してたしなんか受けループとか大体力尽くで破壊してたので怖かったです。
Sを振っているおかげでラプラスやバンギラスに大体先制できるのが非常に強かった他、環境トップのサンダーに圧倒的に強いのがとにかく偉く、*6サポートには長けるがサンダーは苦手というポケモンと一緒に出しやすいのも便利でした。
なおこの構築はねむカゴ悪巧みヒートロトムが非常に重いのですが、対抗策として眠るのターンに白バドをあわせる事で人馬一体の隠された効果によってカゴの実の使用を抑止、快眠中のロトムの前で剣舞からダイアイスと繋いで強引に破壊できるという裏芸があります。意識しているトレーナーはほぼ存在しないためやれば大体決まりました。
その他入れ替えメンバー
一部のみ。(クリックorタップで展開)
ウインディ
持ち物:厚底ブーツ
特性:威嚇
技構成:火炎放射/バークアウト/鬼火/朝の陽射し
性格:図太い
努力値:252-x-252-x-4-x
実数値:197-x-145-146-121-115
ピオニー氏のずさんな仕事のせいでガラルファイヤーと原種ファイヤーの両立ができないためガラルファイヤー採用時に原種ファイヤーの代打としてパーティに入っていたポケモン。
スペック的には原種ファイヤーを超えているはずなのですがそこまで決定的な違いは感じられず、ザシアンのワイルドボルトで死なないから安定と思っていたらインファイトで撲殺される、威嚇できるからエースバーンのナックルアタックも平気と思っていたらナックルが等倍なので普通に死ぬ、雨のナットレイを受けに行ったら陽射しの回復量がガタ落ちして宿木ジャイロで追い詰められる、バークアウトが弱い*7、ヒードランに大地の力で瞬殺される等どうにも不自由な部分が目立ち数戦で解雇に。
(より強いはずの威嚇を持っているのですが)炎の身体が無いのもいまいちでした。
ポリゴン2がいるので氷耐性が絶対に必要でもなかったのも大きかったか。
ファイヤー
持ち物:カゴの実
特性:逆上
技構成:燃え上がる怒り/暴風/悪巧み/眠る
性格:控えめ
努力値:204-x-4-140-4-156
実数値:191-x-111-151-146-130
配分はダイマックス時陽気珠エースバーンのジェット火球耐え*8かつジェット2.5発でダイマックスしたエースバーン確定かつ準速ヒードラン抜き。多分そのうち個別に調整記事書くと思います。
黒バドレックス+ウーラオスに滅法強いもう一匹のポケモンであり、うまく回ればカイオーガやイベルタルも普通に蹴散らせてしまう破壊力を秘めています……が、原種ファイヤーと両立できないのが非常に痛く私ではウインディでファイヤーの仕事を再現する事はできなかったため原種ファイヤーを復帰させるためにこちらがボックスに退去しました。
通った時の破壊力は本当にすさまじく、カイオーガとか凄い普通に吹っ飛んでて笑ってました。
サンダー
持ち物:命の珠
特性:プレッシャー
技構成:放電/暴風/怪電波/羽休め
性格:臆病
努力値:4-x-x-252-x-252
実数値:166-x-105-177-110-167
ご存知最強のポケモン。
前回「単体性能は極めて高いが……」と思ったポケモンですが今回も「単体性能は極めて高いが……」と思う事になりました。
怪電波がディアルガやパルキアに非常に強かったし、カイオーガも牽制できるし、雨のナットレイに出すのもファイヤーよりこちらの方が向いてるし、カグヤを殴れるし、放電暴風の運ゲーでポリゴン2を突破してくれたし、ネクロズマも麻痺で突破してくれたし、本当に強かったんですがいつのまにか抜けていました。
カイリュー
持ち物:命の珠
特性:マルチスケイル
技構成:逆鱗/ダブルウイング/炎のパンチ/竜の舞
性格:意地っ張り
努力値:252-116-x-x-x-140
実数値:197-185-115-x-120-118
S+2でスカーフカイオーガ抜き(S+1で最速100族も抜ける)
初手または終盤でダイマックスして荒したり複数抜きしたりするのが仕事。
強い事は強かったものの火力の関係でラムを持っていないのでラグラージなどに対して出せず、後手に回ってステルスロックを撒かれれば性能は半減というのが苦しく、構築全体がステロに弱くなりすぎるので抜けました。
ヌオー
持ち物:オボンの実
特性:貯水
技構成:地震/怪電波/自己再生/毒々
性格:生意気
努力値:252-x-4-x-252-x
実数値:202-105-106-x-128-55
元記事におけるカイオーガ受け。
カイオーガそのものに対しては本当に強いのですが取り巻きのサンダーウーラオスナットレイに対して安定して選出する事が難しかったため抜けたり入ったりというポジションでした。
なお元記事ではカイオーガ以外には選出しないようにと警告がありましたが私は時々ラグのクイックターンやウオノラゴンのエラがみを吸収するためだけに選出しており、結構役に立ってくれました。
ロトムにもある程度強かったのが偉い。
選出パターン/立ち回り
普段は書かないのですが元記事に倣って。
VSザシアン軸
ラプラスとサンダーには白バドが圧倒的に有利なのでとりあえず白バドを先発にし裏にファイヤー、最後をオーロンゲまたはポリゴン2で固めます。(→動画)
相手のパーティにウオノラゴンがいる場合有利対面から釣り出しをしてくる事が殆どで、そもそもそういう相手に対してサイクルを回し続けることは不可能なのでどこかしらの不利対面で勇気の槍投げをしましょう。
VS黒バドレックス軸
大体ウーラオスと組んでるので白バドレックスかオーロンゲを先発にし力で殴り合います。(→動画)
相手のメンバーによってはポリゴン2やレヒレを先発にして行動順操作を通しに行く場合も。
先発で相手の黒バドとこちらの白バドやレヒレが対峙した場合初手はとりあえず殴って次のターンに交代なりトリックなりするといい感じです。(→動画)
VSネクロズマ軸
レヒレポリ2ファイヤーでなんとかなります。(→動画)
素早さ操作を絡めつつネクロズマに鬼火を入れて舞をイカサマで縛る形に持っていけば勝てる。
どうしても一匹変えたい時はレヒレなら変えてもなんとかなります。
メテオビーム型は投了。
VSムゲンダイナ軸
レヒレ白バド何か。
白バドはヌオーやエアームドやアーマーガアなら後出しされる分には大体普通に勝てるので(意味不明)*9隙を見つけて舞って破壊しましょう。
できればムゲンダイナの足を奪った上で白バドを展開したい。
クレベース入りは投了。
VS白バドレックス軸
ファイヤーとポリゴン2はどちらも単独で白バドを料理できるので二体がかりで相手の白バドを置き物にし相手の二体をこちらの白バドで蹴散らすのが基本です。
相手も似たようなプランで来そうな時はガブリアスあたりでぶっ飛ばしましょう。
VSカイオーガ軸
こちらにカイリューやサンダーがいる場合はそれらで暴れて荒らした後尻尾トリックから白バドを展開して制圧。これが一番勝率が高いです。
ヌオーがいる場合はヌオーを出して受け回しますがこれは相手がウーラオスやサンダーをポンポンぶつけてくるので勝率が微妙でした。
ガブリアスの場合はレヒレの尻尾トリックから強引にガブリアスを通します。勝率はそこそこありますが再戦になるとギミックがバレるので絶対に勝てないのが難。
終盤見なかったので正直切ってました。
VSゼルネアス軸
先発ゼルネアスにせよ先発クレッフィにせよとりあえずレヒレでなんとかなるのでレヒレを先発、裏にバドレックスと何かもう一体が基本。
ゼルネアスが来た場合自然の怒りかトリック。+2ムンフォなら耐えるので身代わりを考えれば自然の怒りから入った方が間違いはなさそうですがたまに物理型が殴りかかって来るのでどちらにも事故の要素はあります。
クレッフィが先発できた場合は元記事の通りバドレックスに引きましょう。
場合によって先発バドレックスも可。(→動画)
VSイベルタル軸
レヒレを先発に裏に白バドレックス、最後にファイヤーかポリゴン2でなんとか。
初手ダイマックスしてくれるのが一番簡単ですが、ドヒドイデに下がられた場合はそれはそれでそのまま白バドで起点にできるので勝てます。
白バド軸だと非常に辛いと聞いていましたがかなり勝てる相手だったので拍子抜けしました。
VSホウオウ軸
ガブリアスがいる場合はガブリアスで暴れれば多分なんとか。
白バドで戦うのはかなり無理がある相手ですが、ホウオウは基本的にファイヤーを倒せないので大体TODになります。
殴り勝ちたい場合はトリックで足を奪って槍で刺したりすればいいですがトリックが通らなければ詰み。
VSディアルガ軸
お香渡しつつ火力を削いで嫐り殺し。怪電波サンダーがいると楽です。
鉄壁型はファイヤーを出してないと投了なので少なくて助かりました。
ちなみにミストフィールドが出ていれば怪電波ヌオーでも受けられます。
VSルギア軸
ルギアにお香渡して白バドで蹂躙。一回だけ吹き飛ばしで剣舞無駄にされてビビりました。金銀の鈍い吹き飛ばしルギアか?
VSグラードン軸
お香渡して槍で刺して終了。
苦手なポケモン
・ガラルファイヤー
イベルタルならたった一枠の禁止級だから何とかなるものの一般枠にこいつが紛れているとかなり地獄。
・原種ファイヤー、ウインディ
基本メンバーではガブリアス以外ほぼ倒せない。いない場合は地獄。
・ホウオウ
負けない事は難しくないものの身代わりを持っているとガブリアス以外倒せない。
・テッカグヤ
基本メンバーだとまるで打点が無く倒せない。
・エースバーン
珠ダイアタックが死ぬ程きつい。カイオーガと組むのやめて。
終わりに
禁伝ルールでもファイヤーでそれなりの結果を残すことができ、満足です。
想像よりも面白いルールだったのでもっと早くから取り組んでおけばよかったかもしれません。
素晴らしい記事を書いてくださった先達のまむしさんにお礼を申し上げたいのですが連絡を取る手段が見当たらず心苦しく思っております。ありがとうございました。