21日、22日に開催されていたリモートポケモン学会に参加させていただき、ファイヤー及び伝説の鳥ポケモンに関する見解を述べさせていただきました。
プレゼンの機会を与えてくださった運営の皆様、素晴らしいプレゼンを見せてくださった参加者の皆様、また視聴及びコメントをくださった皆様、ありがとうございました。
リモートポケモン学会 (@rimopoke) | Twitter
www.youtube.com
(私のプレゼン動画はこれ)
www.youtube.com
(アンケートもしてるからよかったら答えてね)
ファイヤー使い友の会 プレゼンアンケート
さて同じ参加者の方から「知識は共有されるべきである」という意見もありましたし、私自身学会への参加に対して最初結構ハードルを感じていた他、参加した結果反省点も多くありましたので、それらに関して今後のプレゼンターの方の参考になりそうなことを記したいと思います。
参加にあたって(事前の覚悟的な部分)
先着順
要点は公式ページにまとめられていますが、
プレゼンター参加を考えている方へ【5/22更新】 | リモートポケモン学会
応募は先着順です。
・名前 (ハンドルネーム)
・discordのアカウント名
・参加希望日程
・連絡用メールアドレス、あるいはTwitterアカウント
・プレゼンの仮タイトル
・プレゼンの導入から本論、結論までの簡単な流れと内容
・使用する予定の資料の出典 (既に決まっていれば任意で記入してください。)
が求められます。
まだ流石に早押し対決という感じにはなっていませんが、ディスコードのアカウントは正確なアカウント名(#○○の部分まで)が必要になり、あれアカウント名なんだっけ?みたいな感じで手間取っている間に締め切られては泣くに泣けませんのでちゃんと準備しておきましょう。
テーマ決め
自分がプレゼンという事をロクにしない人間なので絶対こうだと言えるものではないのですが、
テーマは得意分野で勝負するというか、「これを言いたい!!」というものを選んだ方がいいと思います。
(25分話せない内容を無理矢理25分話すのは多分難しいです)
出てみたいからとりあえず応募する、みたいなのは苦労するかも。
最終的にどのくらいの用意をすればよいか、することになるか。
第二回・第三回のスライドの枚数は概ね35~50枚だそうです。
まあ私の場合全部画像で作った*1ため146枚になりましたが、普通に作れば40枚くらいの内容だったんじゃないかなと思います。
また作っていない方もいらっしゃいますが、第二回の台本の平均文字数は6000~11800字で平均は約9000字だそうです。これは私も11800字程度でした。
11800字は少し早口でほぼ休みなく話し続けて制限時間の25分になんとか収まるかな、というラインでしたので、ほぼ上限と見ていいと思います。*2
つまりペースにもよりますが、40枚程度のスライドと、文字に起こして9000字程度の台本で丁度いいという感じではないでしょうか。
準備期間は長い?短い?
*3
これは作り方と費やせる時間の量にもよるのでしょうが、私はまとめるためにかなりの力を費やしてギリギリでしたし、タイムライン上でも悲鳴を上げているプレゼンターの方が見受けられました。あんまり余裕があるとは言えないのではないかなと思います。
第三回の流れとしては、
①エントリー一週間後にタイトル決定、及びキャンセル期限。
②一か月前にフライヤーが公開され、画面共有のチェック。
③発表一週間前にプレゼンを提出し最終的なタイムスケジュールの決定。
という感じでした。*4
プレゼンター参加を考えている方へ【5/22更新】 | リモートポケモン学会
第四回からは応募時点で「プレゼンの仮タイトル」「プレゼンの導入から本論、結論までの簡単な流れと内容」を求められるので、直前で方向が変わって右往左往する心配もその余地も無いとは思うのですが、これはこれで前回終了二週間以内に青写真までできていることが要求されるわけで、25分のプレゼンをきちんと作れる自信を持った上で応募すべきであるというのは多分間違いないかなと思います。
座談会でも「抽選式はキャンセル率が高い事から先着順としている」という旨の発言がありました。
実際の準備において(プレゼンターになって以降)
必要になるもの
公式ページにもありますが、
・PC
・プレゼンテーション作成ツール
・discord
が必要になり、また
・有線LANケーブル
・有線マイク
を出来たら用意してほしいとのことです。
PC
PCが少々厄介で、ディスコードがかなりPCに負担をかける都合、スペックによっては音が死ぬ程ガビガビになるため、可能なら良いものを使った方がいいと思います。
リハーサルの機会は何度かありますがその時になってスペック的にキツいと分かっても正直困るので…。
なお、PCスペックに起因する音質の問題をケアする方法として、PCとスマホでアカウントを二つ用意し、PCで画面共有を、スマホで音声共有を行うという方法を使った方がいらっしゃいました。
ただこの場合、スマホ画面に台本を映すとかはやりにくくなりそう…?(バックグラウンドにすれば行けるという説もある)
有線LAN
回線エラーを起こさないために有線LANはできるだけ用意しましょう。
有線マイク
マイクはまあ、さほど高くないので持っていない場合はよさげなのを買って使えばいいのではないでしょうか。(てきとう)
無線だと怪しい気がするので有線の方がいいかなとは思います。
私は元々使っているUSBの有線接続のヘッドセットを用いました。
ロジクール ヘッドセット パソコン用 H540r
音質がどうなのかはわかりませんが、安いし、音量調整とマイク操作のボタンが側面についているので非常に使いやすいです。
ヘッドセットだと口元とマイクの距離を意識しなくていいのもいい所ですね。
なお私は詳しくないのですが、マイクは指向性や集音範囲によってかなりノイズを低減できるらしく、そういう部分で選ぶのもありかもしれません。
全くわからない場合、学会参加者他詳しい方に見繕って貰ってもいいでしょう。
してよかった事・すべき事
練習しましょう
言うまでも無いですが一人でも練習はしておいた方がいいです。
幸い台本を見ながらの音読は可能ですが、どこで詰まるかとか、どこで操作をミスるかとかを逐一メモしておいて修正した方がよさげ。
どうせリハーサルもするので、より完成度の高いものをリハーサルで見せられるようにしましょう。
録音して自分でリプレイするのもおすすめです。
その場合、練習中に「ここは台本・資料を直すべきだな」と思った部分は口で言ってしまった方が後で確認した時に間違いないと思います。(タイム測定よりも優先度は高いのではないかなと思います)
リハーサルをしましょう
するように勧められますが、実際感想をもらって改善点を見つけるために、また映像共有に本当に問題が無いか知るために、行った方がいいと思います。
私は友達が少ないのですがスタッフの方や他のプレゼンターの方に見て貰いました。
当日に向けて
やってよかった事・注意した事
雑音が作らない事前の環境づくり
選挙カー、救急車、ご近所様、宅配便などはどうにもなりませんが、エアコン、椅子、各種通知音、衣擦れのうるさい服などはノイズとして入らないように対処が可能ですので、しておきましょう。
私の場合はチェックリストを用意しておきました。始まってからエアコンの存在を思い出しても遅いので気を付けた方が良いと思います。
なお、聞いたところによると、ディスコード側のノイズキャンセル機能でかなりの低減が可能っぽいのでディスコードくんと相談することでの解決も見込めそうです。(相性によってはむしろ声の方が消される等のパターンもあり万能ではないが、かなり優秀との事)
自分のマイクや環境がどのくらい雑音を拾うのかを知っておき、その上で対応策を考えるのが大事なようです。
台本の複数媒体での用意
一応スマホと紙で用意していました。(使いませんでしたが安心出来ました)
画面を綺麗にしておく
パソコンの画面の話です。
質疑応答の際スライドショーモードを切ったとか、普通に誤操作したとかでプレゼン外の部分を見せる場合が考えられるので、見られても困らないようにしておきましょう。
うっかり実名公開しちゃった等は非常にマズいです。
失敗した事
ディスコードの通知を切っておく
事前に注意を貰っていたにもかかわらず私はチェック漏れさせたのですが、
プレゼン中は運営の方が質問や感想を拾ってディスコードに流してくれるため、そのままだとめっちゃ通知音が鳴り、ビビります。
これを避けるために、その部分の通知を切っておきましょう。
「コメ欄質問」を右クリックして「通知をオフ」でいいと思います。
どうせ本番以外にここに何かのメッセージが表示される事ねぇよ。
反省点
プレゼンの構成に手間取った
お行儀のいい綺麗な構成にしようと思ったものの苦労しました。
(なんとか整えようとして迷走していく様)
結局なんとか誤魔化しましたが(本当か?)、さっさと人に相談すべきだったと思います。
特に私の場合台本→スライドの順で作るので間に合わなくなるまであった。
リモポケ学会に取り組む価値は苦労を補って余りある(感想)
微妙に脅すような内容が入ってしまい、実際準備で苦労するのはまず間違いないのですが、
大勢の人がプレゼンを見て、感想コメントを送り、評価してくれるというのは非常にありがたいですし、承認欲求が満たされてウハウハな事です。
ポケモンに関して強く主張したい事・語りたい事がある人にとって、学会という「箱」に人が見に来てくれるリモポケ学会は最高の場であるように思われ、その恩恵は苦労を補って余りあります。
運営の方も手厚くサポートしてくださいます…というかまあ私は運営じゃないので言いますが、
リモポケ学会の運営はフレンドリーかつ寛容であり、大体の相談は受けてくれます。
「フェアな運営である」という声は他の参加者からも聞かれました。
甘えてはいけませんが大抵の事はサポートしてくれます。
ですので、テーマとやる気・ビジョンさえあれば、きっと最高の発表ができるのではないでしょうか。
我こそはという方は是非参加してみてください。