ガラルファイヤーの種族値を考える

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はじめに

リージョンフォームが基本的に原形をとどめた種族値をしている事から、漠然とガラルファイヤーの種族値は原種の90-100-90-125-85-90というAの無駄なバランス配分から大きく動くまいとは思っていたのですが、よく考えるとガラル三鳥が原種三鳥と同じポケモンかは危ぶまれているので色々と変わる可能性はあるんですね。
特にサンダーが物理型に転向していることを考えると残る二匹も大胆な変更が起こらないとは言い切れません。
「戦闘では持ち前の脚力を活かした、素早い身のこなしと、強烈なキックで相手を圧倒する。」ガラルサンダーが速攻物理アタッカーであることは誰の目にも明らかな所ですが、つまりこれは多少の種族値シャッフルなら起きるというゲーフリ側からの宣言ともとれるわけです。

種族値が変化した過去

さらに三鳥には過去種族値……戦闘スタイルが大胆に変更された過去があります。
フリーザーが特殊125から特攻95に一気に弱体化し特殊アタッカーとして非常に苦しくなった金銀の特殊分離がそれです。
揃って特殊が125だったサンダー・ファイヤー・フリーザーはこの時それぞれ特攻125特防90・特攻125特防85・特攻95特防125に分化され明暗は大きく別れました。
しかし元はファイヤーも能力値的には耐久ができたし、フリーザーも能力値的にはアタッカーがやれたのです。
なんか最近のゲーフリそういうの好きそうじゃないですか?

説明文

さてではガラル三鳥の説明文を見て見ましょう。

生き物の細胞に作用する強力なサイコパワーを操って戦う。特に目から放たれるサイコビームの効果は強烈で、少しでも触れると凍てついたように動けなくなってしまう。(ガラルフリーザー)

戦闘では持ち前の脚力を活かした、素早い身のこなしと、強烈なキックで相手を圧倒する。(ガラルサンダー)

体内にほとばしるエネルギーを、燃え盛る火柱のようなオーラとして放出しており、普通のポケモンは近づくことすらできない。翼を大きく広げ、周囲に邪悪なオーラを放つ精神攻撃を得意としており、この攻撃を食らってしまうと燃え尽きたような強い疲労感を感じるぞ。(ガラルファイヤー)


どうもこれ、凍結方面に「強力な」がかかってない限りガラルフリーザーの特攻125ありそうじゃないですか?
サンダーのASが100以上の値と125の組み合わせであることもほぼ間違いなさそうです。
そして何よりガラルファイヤーの説明文「普通のポケモンは近づくことすらできない。」……これは……防御性能が高い感じのポケモンについてる奴……。

体重

ガラル三鳥はそれぞれ原種から体重が変化しており
ガラルフリーザーが55.4kg→50.9kg
ガラルサンダーが52.6kg→58.2kg
ガラルファイヤーが60.0kg→66.0kg
となっています。
サンダーは明らかに筋肉の増加なので省くとして、フリーザーは軽量化しファイヤーは重くなっている。
これは……85が素早さに行くのでは……。

ありそうなパターン

90-90-90-100-125-85
原種フリーザー寄りの配分というものをあまり考えたくはないのですが説明文とデータから予想されるのはこれな気が。
凄く……こうであってほしくないです……。

理想

90-85-90-125-90-100
普通にミミッキュより速いのが理想です。
速さは硬さです。
元々配分に割と無駄のあるファイヤーはむしろ優遇されるべきだと思います。
お願いしますよゲーフリの旦那。

終わりに

カプ・テテフ
殻にためられるエネルギーが少なく、真っ向勝負をすると力負けしてしまうことがある。そのため、戦いになると勝つことよりも負けないことを重視して、相手を状態異常にする戦法を得意とする。
公式サイトなんて信じる方がバカ。
いくら何でも負けん気はともかく勝ち気で該当箇所125ってことは無いやろ!ガハハ!!